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 コーヒーのマメ知識

 コーヒー豆の挽き方と保存
 

挽き方と保存 色々なコーヒー 栽培と精製 コーヒーの品種 香味の比較


 焙煎したコーヒー豆をミルで淹れる器具用に挽きます。
 メッシュ(粒度)が細かいほど抽出される面積が広くなり、色も味も濃く抽出されますが細かすぎると、
 熱によって分解したタンニンが必要以上に抽出され渋味、雑味まで抽出されてしまう場合もあります。
 また反対に粗すぎると薄く抽出され薄味になる場合もありますので、挽き方には注意が必要です。
 一般的にメッシュが細かいほど苦味が強まり、粗いほど酸味が強まります。
 美味しいコーヒーは、少し粗めの挽き方で、分量も少し(30%)多めです。
 
抽出器具別挽き方
挽き方 抽出器具 粒の大きさの目安
粗挽き パーコレーター用 ザラメ
中挽き ペーパードリップ、ネルドリップ、サイホン、コーヒーメーカー グラニュー糖
細挽き ウォータードリップ 白糖
極細挽き エスプレッソ ココア

コーヒーミルの種類
型 式 特 徴
手回し式(箱型)  箱型の引き出しにグラインドされ落ちます
手回し式(円筒型)  真ちゅう製で中近東で生まれ、現在世界各地で使用されています
電動式(プロペラ型)  ミキサーと同じ原理でプロペラ回転でグラインドします
電動式(ボックス型)  本体と挽いたコーヒー豆を溜めるストッカーがセットになっている

ミルの使用方法と手入れ
挽き方
コーヒー豆は粉にすると酸素との接触面積が広がり、酸化が進み
本来の味と香りが低下する為、淹れる直前に挽きます。

挽きムラは抽出濃度に差が出て風味に影響がでます。
挽き方の注意点は、メッシュ(粒度)を均一に挽き、挽きムラをなくすことです。
メッシュが細かいほど苦味が強まり、メッシュが粗いほど酸味が強まります。

手動(手廻し)式ミルの場合は、片手でミル本体をしっかり押えながら、
もう一方の手で一定の速度で廻すのがコツです。

電動ミルの場合は、豆の量に対する適正な時間を見つけ出すことです。

手入れ
ミルは、使用前、使用後には必ず掃除をしてください。
前回挽いた豆の粉が残って酸化しているところに新しく挽いた場合、
混じって大きなダメージをコーヒーに与えてしまいます。
ブラシで粉を布で油分を取り除いてください。



コーヒー豆の保存と賞味期間の目安
 
 家庭でコーヒーを美味しく飲むためのコツは、
 コーヒーを豆で買ってそのつど挽いて飲むことです。
 大量に豆を買い込まないで、こまめに少量ずつ豆を買うのが得策です。

 できれば1週間で飲み終える量を買うのが良いでしょう。

    コーヒーは生鮮食品です。できるだけ冷凍庫で保存してください。
注意点  空気の触れるところに出し放しにしない
 直射日光の当たる場所に置かない
 湿気の多い場所は避ける
常温 冷凍庫
2週間 1ヶ月
2〜3日 2週間
保存容器  缶・ガラス・ステンレス・陶磁器などの密閉容器に入れて保存しましょう
保存場所  冷凍庫(賞味期限4週間)
   湿気が入らないように密封しておきましょう。
   冷凍食品と同じように長持ちし、鮮度が保たれます。

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